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フランス各地の素敵な蚤の市10選

La Brocante Antiquité が選んだフランスの優良な蚤の市ベスト10です。
フランス各地で毎週のように行われている蚤の市ですが、当たり外れが多いことも確か。
また、それぞれの市に特色があり、特にその地方で古くから生産されているものなどが豊富だったりします。
実際にすべての蚤の市に足を運ぶのは無理な話ですが、このようにレポートしてくれた情報を見て、訪れる市を決めるのも良いかもしれません。


フランス各地の素敵な蚤の市10選

蒐集家にとってフランス各地で開催されている蚤の市は、お宝を掘り出すのになくてはならない場所です。
そんな蚤の市を、価格、ロケーション、商品の質を中心に、個人的な観点でランキングしてみました。
しかし、これはほんの一部です。
実際に足を運んで、確認してみてください。

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1. Paris – Porte de Vanves

パリのメトロ駅「Porte de Vanves 」近くで毎週末開催されるヴァンヴの蚤の市は、規模、品共にフランスで開催される蚤の市の中でも最高レベルのマーケットです。
土曜日、日曜日の午前中に開催され、300以上の売主さんが13時ごろまで出店しています。
展示台の上に美しくディスプレイされた店舗あり、地面に布を敷いて商品を並べただけのお店もあり…
ここではフランス中の各地方のものに加え、外国のお品でも、ほぼすべての骨董品に出会えますが、パリの国際的な歴史背景を考えれば当然かもしれません。
絵画、陶器、銀製品、アールデコ、60~70年代スタイル、ホームリネン、古本、ミリタリーグッズ、キッチンアイテム、そして古着etc…
たくさんのアイテムのがお手頃価格のものから、高級品までそろっています。
魅力的な品があふれた心躍る光景は、何も買わずに眺めているだけでも十分に楽しめます!

 

2. Nice – Cours Saleya

月曜日の朝から午後にかけて、ニースの太陽の中サルヤの蚤の市が開催され、Anglais通りの裏手は約200の売主さんで埋め尽くされます。
ハイセンスで質の良いものが並ぶ蚤の市ですが、Pierre Gautier広場付近ではガラクタめいたものが地面に並べられます。
品ぞろえはとてもバラエティーに富んでおり、銀製品、古着、ポスター、航海グッズ、陶器(モナコとヴァロリス地方のものが多い)、絵画、おもちゃ、木工品、アクセサリー等々…
蒐集家のみならず、観光客にとっても楽しめる大きな蚤の市で、英語やイタリア語などの外国語を話す売主さんも多く見かけます。

 

3. Annecy – Vieux Quartier

毎月最終土曜日に朝から晩まで開催されているアヌシーの蚤の市は、その場所の美しさ(山に囲まれたアヌシー湖のほとりの旧市街)と数多く集められた素朴な品々の両方が魅力です。
ここでは、シンプルでかわいらしいデザインの様々なサイズのサヴォワ地方のミルクポットや、バターやチーズを作るのに使われていた木製の器具、スキーや釣り具、カウベル、山々の風景が描かれた絵画、木製の箪笥やチェストなどが売られています。
蚤の市自体の規模はそれほど大きくはありませんが、商品の質の良さが印象的。
そして、何より想像を絶する魅力的な景色が楽しめます。

 

4. Lyon (Villeurbanne)

毎週日曜日の朝、リヨン郊外で400以上の売主が集まり開催される蚤の市は、フランスで一番大きな規模を誇ります。
朝早くから地面に広げられた布や簡易なテーブルに様々な品が並べられます。
スタンドが立ち並ぶ様子から想像する以上に、素朴なアイテムを中心に集められた最高の蚤の市です。
農業用品、庭の装飾アクセサリー、家具、キッチン用品、ガラス製品や真鍮製品などがそろっています。
この地方に根付く産業にまつわる用品、ワイン製造用の道具や繊維工業、テキスタイル用具、チョコレート型などを主に扱う売主さんもいます。
また、絵画、本、おもちゃなどのコレクションアイテムにも出会う事ができます。
妥当なお値段が付けられており、商談がまとまるのもスムーズです。

 

5. Belfort – Vieux Quartier

広大なベルフォールの蚤の市は毎月(1月2月を除く)第一日曜日の午前中に開催されます。
フランス東部、スイスとの国境に近いフランシュコンテ地方はアルザスからも近く、アルザス風の花模様のミルクポットやボウル、砂岩器のポット、クラシカルな陶器、ロレーヌ地方の焼型やお皿etc… フランス北東部のコレクションを見つけるのに最適です。
また、時計(時計産業が盛んなブザンソンに近いため)、アルザス産エマイユ板、リネン、ミリタリーグッズ、本、おもちゃ、ガラス製品、真鍮製品、木工品など、様々なオブジェや家具も扱っている。

 

6. Toulouse – Allées Jules Guesde

10月以外の毎月第一金・土・日曜日、トゥールーズ中心部のJules Guesde通りでは大規模で質の良い品を扱う蚤の市が開催されています。
スタンドは屋根のある場所に設置され、厳選された商品は美しく陳列されています。
値段は安くなく、売主さんたちは骨董価値に精通しているため値切るのは少々難しいです。
扱われているお品は素朴な(とはいえ磨き抜かれた)、どちらかというとインテリア系のようです。
ここではこの地域の特徴的なお品である、ラグビー関連グッズ、バイクウェアだけでなく、陶器やフランス南西部の特産、バスクリネンなどが扱われています。

 

7. Avignon (Villeneuve-lès-Avignon)

アヴィニョンのローヌ川に面した場所で毎週土曜日の午前中に開催されるVilleneuve-lès-Avignonは中規模ながらもとても魅力的なの蚤の市です。
80~100店ほどの売主さんたちは、プロヴァンス色の強いアイテムを多数扱っています。
プロヴァンス産の陶器や植木鉢、庭の装飾アクセサリー、ベッドカバーやシーツなどのホームリネン、農業用品やキッチンアイテム、カフェオレボウルetc…
お手頃価格で思いがけないお宝を掘り出せそうな興味深い蚤の市です。

 

8. Carpentras – Parking des Platanes

日曜日の午前10時から終日、アヴィニョンの北に位置するCarpentrasの街で広々とした蚤の市が開催されています。
ここは多くのコレクターが宝物のつまった木箱を発見するのを期待して毎週集う場所です。
130~150の売主の大半は家庭で不要になった中古品を販売する人たちです。
扱われる品のジャンルも価格帯も広範囲で、素朴な毎日の生活で使うようなものや、インテリア用品が多いのが特徴。
珍しいものやびっくりするようなものに出会える蚤の市ですが、そのお宝に巡り合うには少々骨を折る必要がありそうです。
例えば、イノシシノ頭の剥製や、ローゼンタールの食器が入った壊れた食器箱などを見たことがあります。

 

9. Orléans – Boulevard Alexandre Martin

ロワール地方への玄関口であるオルレアンの蚤の市は毎週土曜日の午前中、中規模ながらも広々とした敷地で開催されます。
売主さんたちは箱や広げた布の上に商品を広げ、お宝を探しに来た骨董ファンたちのアピールします。
近隣エリアの農業や漁業に使われた道具や工具、バケツ、水差し、ワイン醸造の道具、庭用具、パニエ、釣り具、ガラスドーム(植物を保護するためのもの)etc…
また、繊細な陶器や磁器、上質なリネン類、食器や調理器具などに出会う事も。
価格は一般的に妥当な価格です。
パリからTGVで日帰り可能。

 

10. Arles – Boulevard des Lices

第一水曜日に終日開催されるアルルの蚤の市は、小規模ですが非常に面白い市です。
多種多様なコレクションアイテムを見つけることができ、プロヴァンス南部の空気に調和している。
アルルの古い民族衣装である黒いジャケットや丈の短いジャケット、白いブラウス、カラフルなショールやロングスカート、ビーズのハンドバッグ、そしてレース類などが扱われています。
またプロバンスならではのお品として、民族衣装を着た小さな陶器の人形「サントン」や、ドアノブに飾るカマルグの牡牛の絵、陶器でできた蝉、そしてボウルなどが手に入ります。

ここで紹介した蚤の市は定期的に開催されているもので、場所や時間の変更はほとんどないものだと思われますが、事前に開催日時をしっかりと確認してから出かけてくださいね。
それではお宝探しの蚤の市探索を楽しんでください!

 

原文記事: Les 10 meilleurs marchés aux puces en France


 

というわけで、わが町リヨンの蚤の市は4番目に紹介されております。♪
定期的に開催される蚤の市ではフランス市の規模なのですね。
リヨンの街は絹織物の街とも言われており、絹糸が巻き付けられた古い木製糸巻や、シルクのアンティーク布などを見かける事も多いです。
私が好きなのは、そんな絹織物のアトリエが使っていた布見本帳、サンプル帳など。
美しい絹布の小さなサンプルがたくさん台紙に張り付けてあるようなもの。
また印刷産業が発達した街でもあるため、リヨンで発行されていた刺繍新聞や当時のファッションカタログ、楽譜などの束に出会う事もあります。

今まで気にしてませんでしたが、そう言われてみればこの地方ならではの品ぞろえなのだということに気が付きました。
今更ですが。
このような、地方の特色を比較するのも面白いですね♪

 

2015-05-09 | Posted in BLOG, フランス蚤の市No Comments » 
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