フランスリヨンで毎月発行、月刊・アンティーク刺繍新聞

古い刺繍新聞と言えばよく見かけるのが「La Broderie Lyonnaise」。
リヨンの街で発行されていた月刊の刺繍図案新聞です。
実際に見たことのあるものでは1905年のものが最も古い号でしたが、それでもNo.150くらいのナンバーがついていたので、実際には1890年頃から刊行されていた計算になります。
中身は小さいものから大きいものまでさまざまな刺繍図案が。
時にはスカラップのカットワーク刺繍で作る付け襟の型紙であったり…
大きなクロスマットを作るための図案だったり…
表紙を開くとどんな図案が載っているか、わくわくどきどきの新聞なのです。

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刺繍の図案としては、100年前も今も何ら変わる事はないので、もちろん実用的につかえます。
ただし、紙は新聞紙なので弱いです。
経年の消耗で更にもろくなっているのが欠点ですが、時を経た図案の魅力はそれ以上。

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イニシャルのモノグラム刺繍が流行だった時代のものには、素敵なアルファベットが。
立体的に刺すのだと、感覚でわかるイラストです。

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こんな花を組み込んだモノグラムでイニシャルを刺繍するのが流行していました。
お嫁入りの道具に、ベッドリネンやキッチンクロスなど一式に自分でイニシャルを刺繍するのが習慣だったとか。
白地に白刺繍で丁寧にステッチされたモノグラム刺繍のリネン類は、当時のものが大切に使われていた状態の良いままで見かけることが多いです。

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この表紙のデザインもすてき。
見かけたら反射的に足を止め手を伸ばしてしまいます(笑)

こんな刺繍新聞を10冊程度入荷しています。
ショップに掲載するのはまだ先になりそうですが、興味のある方はお問い合わせください。
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刺繍新聞、入荷しています!

7月7日「おいでやす通り蚤の市」のために刺繍新聞を入荷することができました♪
紙モノはなかなかきれいな状態で入手することが難しいのですが、その古びた雰囲気もまた楽しんでいただけると思います。

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「LA BRODERIE LYONNAISE」フランスの古い刺繍新聞と言えばこちら♪
1920年代から60年代のものがあります。
20年代のものはさすがにアンティークな風合いが半端ないです(笑)
60年代のものは比較的きれいで、実用的にも十分活用いただけると思います。

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「MON OUVRAGE」フィレレースのモチーフ図案などが豊富な手芸新聞。
ブルーのインクで印刷されており、フランスのアンティークらしい雰囲気がたまりません。
他にも緑のインクで印刷された新聞もあります。

手芸好きさんも紙モノ好きさんも、インテリアのワンポイントを探していらっしゃる方も…
実物を見ていただける良い機会ですので、興味がありましたら、ぜひお手に取ってご覧くださいね♪

 

7月7日(日)天神橋筋6丁目の浪花町商店街で開催される「おいでやす通り蚤の市」で販売させていただきますので是非見に来てくださいね♪
商店街のアーケード内での開催ですので雨が降っても決行です!

詳しくは公式BLOGでご確認ください。
おいでやす通り蚤の市


【夏季休業の日程】
■6月9日(日)~8月30日(金)ショップクローズ
■7月7日(日)大阪おいでやす通り蚤の市に出店
※休業中のWEBショップは商品をご覧いただくことはできますが、カートに入れる事はできません。

【お知らせ】
9月よりアンティーク雑貨買付けのご依頼を新規でお受けできる枠ができました。
個人の経営ですので、ご希望のお客様すべてのご依頼を承る事が出来なくて恐縮なのですが、できる限りお応えしていければと願っています。
お気軽にご相談、お問い合わせください。