フランス通の方なら、パリの人気ショップASTIER de VILLATTE(アスティエ・ド・ヴィラット)をご存知の方は多いと思います。
パリの陶器工房で職人さんが一つ一つ手作りしている器は、現代的なテイストの中にどこか懐かしさのあるアンティークな雰囲気があります。
それもそのはず。
アスティエの器は18世紀、19世紀に流行した古い陶磁器やアンティークのオブジェを模したり、インスピレーションを受けてデザインされているからと聞き、納得です。
先日蚤の市で、どこかで見たことあるような猫ちゃんに出会いました。
しっかりとこちらを見つめる目線と合って、連れ帰らずにはいられませんでした。
さて、改めてゆっくりとこの猫ちゃんを眺めていて、どこで見たことがあったんだろう…?
と考えていたところ、思い出したのが上記のアスティエです。
たしか、猫の顔のお皿を売っていたような気がするなと調べてみたところ…
やはりありました♪
私の連れ帰った猫ちゃんは真鍮製のずっしりと重みのあるタイプで、19世紀に流行したシリーズです。
同シリーズで犬の顔のものも見かけたことがあります。
アスティエの陶器はこのようなアンティークの器などを原型として作られていたことを思い出しました。
しかし、真鍮製と陶器の猫ちゃん。
同じ顔なのに雰囲気全然違いますね。
アスティエの猫プレートは日本でもセレクトショップなどで扱われているようです。
ユナイテッドアローズのWEBショップにもありました。
<ASTIER de VILLATTE(アスティエ・ド・ヴィラット)> CAT PLATE 9cm
小皿にしてはとってもユニークなデザインのように思えますが、実は古い時代に一度流行した猫ちゃんだったのですね。
そんな猫皿の原型となった、真鍮製の古い小皿は銀色アンティークWeBショップで販売中です。
真鍮製猫のトレー [z089]