フランス中が白く可憐な花であふれる日

5月1日はメーデーの日。
毎年祝日で町中のショップやレストランもクローズします。
この日はフランスではすずらんを贈り合う素敵な習慣があります。
相手の幸運を願い「幸運の訪れ」や「無垢な美」などの花言葉を持つこの花を贈るのだそうです。

ほのぼのとして可愛らしいこの風習ですが、元は16世紀に王族や貴族の間で始まったと言われています。
男性が女性のドレスのボタン穴にすずらんを刺し愛の告白を行っていたのだそうです。
何だか日本のバレンタインでーみたいですね(笑)
そしてこのため出会いの場として「すずらん舞踏会」が開催されていたという話もあるそうです。
さぞかし華やかで活気に満ちたサロンだっただろうと想像が膨らみわくわくしますね。

現在は5月1日には街中でいろんな人がすずらんの小さなブーケを販売しています。
普段はものを販売するのには特別な許可をとる必要があるのですが、この日は誰でもどこででもすずらんを売っても良いと法律で決められているのだそうです。
花屋さんの店先はもちろんの事、パニエにすずらんのブーケをたくさん入れて道や広場で売る家族やおばあちゃんの姿も見かけ、誰から買おうかな?と迷うのも楽しみなのです。

またフランス以外のヨーロッパ諸国でもこの季節に春を祝うお祭りが多く行われており、花が咲き乱れる初夏に心躍る人々の気持ちが見て取れます。
特別な理由がなくてもお花を見ると心が明るくなるのはどの時代もどの国でも同じこと。
皆さんも大切な人に日ごろの感謝の気持ちと共にお花を贈ってみるのはどうでしょうか?

さて、銀色アンティークでは新着商品の販売をしております。
アンティーク銀カトラリーとアンティークタブロを取り揃えました。

カトラリーは大変人気でリクエストも多い商品です。
銀の輝きはシンプルなデザインでも食卓に華を添えてくれますが、せっかくのアンティーク品ですのでアールヌーボーの色が強く残っているさらに華やかなデザインのものをセレクトしました。
背面のデザインが凝ったものは当時のフランスのテーブルマナーの名残ですので、フランス製品の特長です。
ぜひご覧ください。

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フランスのブルジョワ家庭で大切に使われてきた、銀食器、白刺繍のリネンなど

今週もフランスの蚤の市から新着商品をお届けしております♪
アンティークならではの繊細な細工とアールヌーボー調のデザインが美しい銀食器、フランスの家庭ではで古くから大切に作り使われてきた白刺繍入りのリネンなど、見ているだけでも楽しいお品ぞろえです。

では一部をご紹介♪

柄の部分のデザインが一風変わっており、アールヌーボーファンの方の心をわしづかみにする雰囲気です。
シルバープレートの刻印もしっかりと入っています。
フランスの古き良き時代を象徴したようなお品です。

セット使いができるデザートにぴったりなスプーン&フォークのペアです。
フォークはオードブル用の形ですが、デザートにもちょうどよいサイズです。
菓子切りにも似ているので和菓子に添えても良いかもしれません。

グラス部分の丸みが何ともたまらない、シルバープレートのカリス。
足がすらりと細く長く、スタイル抜群です。
ディスプレイ用にぴったりです。

ゆらゆらと揺れるタッセルのような動きが美しい手芸パーツです。
髪飾りや帽子のアクセサリーなどに仕上げると素敵ではないでしょうか?

どことなく懐かしくスモーキーなグリーンが魅力のアンティーク布。
織り込み模様がフランスのアンティークらしい品の良さを出しています。

鮮やかな色合いと美しいモチーフがなんとも華やか。
フランスらしいデッドストックの布です。
インテリア雑貨に仕立てたり、バッグを作ったりしてみてはどうでしょうか?
程よくしっかりとした布地です。

フランスで古くから使われている白刺繍がふんだんに施されたリネンの布地です。
すべて手刺繍でステッチされており、現代ではあまり見かけなくなった懐かしさとフランスの美意識を感じさせてくれる一枚です。

同じく、美しくデザインされたモノグラムをボリュームのある白刺繍で仕上げたフランスらしいリネン布。
白地に白のステッチですので、これでもかというほど華やかな図案ですが何とも清楚にシックにまとまっています。

こちら、今回のおすすめ品です。
76cm×59cmのサイズにすでにカットされているため、一枚600円のお買い得価格です。
おまとめ買いで送料がお得になりますよ♪
パッチワークなどに最適なコットン布ですので、ぜひチェックしてください!


【アンティーク雑貨セールのお知らせ】

2016年1月30日(土) から銀色アンティークWEBショップでソルドを開催いたします。
ショップ内商品を割引価格でお買い物していただくチャンスですのでお楽しみに♪

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蚤の市と冬の生牡蠣

とある日の蚤の市…
少しずつですが納得のいく仕入れができて大満足。
19世紀の刺繍布、ブロンズ製のアクセサリー、銀のお皿、宮殿風のタッセルetc…

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そしてそして、お楽しみはその後です。
Les Halles de Lyon で牡蠣を食べよう♪ の集いに行ってきました。

Les Halles de Lyon は食の都リヨンの胃袋とも言われる屋内市場。
一年中美味しいものが並ぶ名所です。
特にこの季節はノエルのごちそうのために買い物に訪れる人々でにぎわっています。

ここで、冬ならではの美味しい生牡蠣を市場価格で味わえるとなっては美味しいものの噂に敏感なフランス人たちが押し寄せないわけはありません。
行列に並び、私たちもしっかりと堪能してきました。

日曜日も開いており、蚤の市帰りに立ち寄れるが嬉しい、市場グルメなのでした。
Photo : 友人撮影

 

ラグジュアリーなアンティーク銀食器

リニューアル中につきショップがクローズしており、大変ご迷惑をおかけしております
リニューアル後のオープンは3月29日(土)を予定しています。

新商品もご用意しておりまして、その中から今日はラグジュアリーな銀食器をご紹介いたします。
ずっとストックを温めていたにもかかわらず、お披露目するのがこんなに遅くなってしまい恐縮なのですが…
普段使いのもの、ちょっと上質の物、シルバープレートに純銀製!とバラエティーに富んだ品ぞろえです♪

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貝殻のワンポイントが上品なゴブレット。
手のひらのしっくりとおさまるサイズと心地よい重みが魅力です。

 

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葡萄の葉をかたどった小皿。
アクセサリートレーなどにもぴったり。

 

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きちんと一式12本そろった箱入りのデザートスプーン。
どんな場でも恥ずかしくない存在感です。

 

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ラグジュアリーな純銀製のディナーフォーク&スプーンセット。
フランス製純銀カトラリーの証、ミネルヴァの刻印もしっかりと刻まれており、持っているだけで自慢できそうなセットです。

 

3月29日に販売開始予定の新商品には、銀食器の他にも大人気のアンティークレース、アンティークメダイ、インテリアレース小物などを予定しております。
お楽しみに♪

シルバースプーンリング

シルバースプーンリング、なるものが今流行っているそうです。

銀製のスプーンの柄の部分のきれいな細工を生かして指輪に加工したものです。
ちょっとした道具と技術が必要みたいですが、自作の仕方を説明しているサイトなどもあります。

このシルバースプーンリング、純銀製のスプーンやフォークを利用して作っているものが多いのですが、柄の部分のみ使用するためカットするのです。
残ったスプーンの丸みを帯びた部分は、何かに再利用できるのかが気になるところです。 “シルバースプーンリング” の続きを読む

銀の小物、カトラリー♡

7月7日「おいでやす通り蚤の市」の銀色アンティークでは、銀食器も厳選してお出しいたします。
銀と言ってもフランスでは毎日の食卓で何気なく使っている家庭も多い気軽なものです。
お手入れの手間はかかりますが、先祖から受け渡されてきた上質なものを日常使いにするのは素敵なライフスタイルだと思います。

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今回お出しするのはシルバープレート(銀メッキ)のカトラリー。
フランスの食卓で日常使いされているのはたいていこのタイプです。
純銀製のものより強度があり、熱を持ちにくいので使いやすいのが特徴です。
細工がこまやかなものからシンプルに銀の輝きを楽しめるものまで…
数に限りはありますが、お気に入りのものを見つけに来てください。
お気軽に普段の食卓を飾っていただけるような価格設定でお待ちしております。

 

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そして、こんなかわいらしい銀の小物も。
こちらは貝殻を形取った銀のトレイです。
アクセサリー置きにいかがでしょうか?
写真にも写っているように、シルバープレートの刻印がしっかりと刻まれています。

 

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その他にも…
ディスプレイ用に使っている器なども実は銀製品が多いです。
商品としてお渡しできるものもたくさんありますので、気になるものを見つけられたら是非お声をかけてくださいね。

銀色アンティークのブースでお出ししているものはすべて、フランスの家庭に古くからある雑貨や手芸材料などです。
WEBショップとは少し違ったラインナップでそろえておりますので、お楽しみに♪

お買いものしてくださった方にはWEBショップで使っていただける割引クーポンをお渡ししております。
数に限りがございますので、お早めに♪

これらの商品は7月7日(日)天神橋筋6丁目の浪花町商店街で開催される「おいでやす通り蚤の市」で販売させていただきますので是非見に来てくださいね♪
商店街のアーケード内での開催ですので雨が降っても決行です!

詳しくは公式BLOGでご確認ください。
おいでやす通り蚤の市


【夏季休業の日程】
■6月9日(日)~8月30日(金)ショップクローズ
■7月7日(日)大阪おいでやす通り蚤の市に出店
※休業中のWEBショップは商品をご覧いただくことはできますが、カートに入れる事はできません。

【お知らせ】
9月よりアンティーク雑貨買付けのご依頼を新規でお受けできる枠ができました。
個人の経営ですので、ご希望のお客様すべてのご依頼を承る事が出来なくて恐縮なのですが、できる限りお応えしていければと願っています。
お気軽にご相談、お問い合わせください。

レースみたいな銀の器

本日よりWEBショップでは新商品の販売を開始しております。
今回数点ご紹介できた銀食器。
カトラリーはないのですが、器やタンブラーが集まっています。

そして今日ブログでご紹介するのはこの器。
レースのような透かし模様が細工されている、美しいミニボウルです。

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“レースみたいな銀の器” の続きを読む

金属の種類、フランス語では…(覚書)

蚤の市でのお買い物は、売り主さんとの値段交渉や商品についてのおしゃべりなのですが…

最初のころは素材を言われても単語が頭で混乱して大変で、よく会話に出る単語をメモってカンペを作ったりしてました。

先日、手帳を整理していたらぼろぼろになったそんなメモが出てきたので捨てる前に覚書として残しておきます。

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■ Argent massif — 純銀 アクセサリーやカトラリーなどに多く用いられフランス製のものには決まった刻印が施されている。

■ Métal argenté — 銀メッキ 銅、鈴、ニッケルなどの合金に銀でめっきを施したもの

■ Bronze — 青銅

■ Cuivre — 銅

■ Or — 金

■ Laiton — 真鍮

■ Fer Forgé — 錬鉄

■ Étain — 錫

 

金属の種類、いまだになかなか覚えられません。

青銅、銅、真鍮などは日常ではあまり使い分けせずに(深く追求せずに)生活していますので(笑)

反対に純銀と銀メッキなどの違いはしっかりと見極めないと適正価格でお買い物できません。

基礎的な刻印の知識も頭に入れておいて、店主の口車に乗せられそうになったら「あら?刻印がちがうわよ?!」とか言ってやりましょう笑