ストが続くフランス、蚤の市散策にも影響が…

フランスでストライキが長期化していますが…
ついに、地方都市の週末のお出かけにまで影響が出てきました。
明日日曜日の蚤の市へ行くためのメトロがいつもの時間動いておらず、どうしたものかと困っている次第です(涙)

通勤の足に不便の声を聞き始めてからもう1か月くらいになると思います。
会社勤めの人々が、メトロが動いてないとか、バスが来ないとか…困っているのは知ってましたが、自宅勤務の私はさほど影響を受けていませんでした。

とは言え、そういう話を聞くたびに「まだ終わってないの?!」と長引くストライキに不安が募っていたことも確かです。
先日、珍しく夜に出かけることがあったのですが、駅に貼りだされたお知らせではメトロの終電が夜の10時(通常0時過ぎ)となっていました。
これもストライキの影響なのですが、週末の夜だけあり多くの人たちが予定変更を余儀なくされてました。

このままストライキが続けば、人々は出かけなくなり、消費しなくなり、経済が回らなくなるのでは?と素人心で心配しましたが、意外にも毎年ストライキが原因で受ける経済的損失はそれほど大きなものではないそうです。
ストライキになれているフランス人たちは、メトロが動いてないなら自転車乗るか!といった感じで不便さを受け入れているのかもしれません。

明日の朝、いつもの時間に蚤の市へ行けない!と一瞬パニックになってしまいましたが…
フランス人を見習い受け入れてみようかと思い、予定通り運行している別の交通手段を考えてみたところ、意外とあるものですね。
ちょっと遠回りになるので10分ほど早めに家を出ないといけないけれどトラムとバスの乗り継ぎで何とかなりそうです。

郵便が届かない、工事の人が約束通り来ない、電車が遅れる、たらいまわしにされる、謝罪がない…
言い出したらきりがないフランス生活のちょっと不便な事の数々ですが、ひとつずつ受け入れて少しずつストレスの少ない毎日になっていったら良いなと思います。
受け入れきれない不満もありますが(笑)

そうはいっても、交通機関のストライキはインフォメーションが不十分な事もあり、旅行中の人は困ってしまいそうです。
秋のフランス旅行を楽しまれる方、混乱に巻き込まれないようご注意くださいね。