蚤の市の語源

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フランスの蚤の市からアンティーク雑貨をお届けしている銀色アンティークですが…
古物市のことを「蚤の市」と呼ばれるようになったのはどうしてなんでしょうか?
そんな話題がブロカンターさんとの間でも時々出てきます。
皆さん自説を自信満々に語ってくれますが、どれが本当の説なんでしょうか?

今日は蚤の市の語源について、諸説まとめてみました

蚤がわくほど古いものが売られているため

一番一般的によく聞くのがこれですよね。
日本でもそんな風に認識されているのではないでしょうか?
蚤の市の商品は何十年、場合によっては100年以上も屋根裏部屋で眠っていたお品などが誇りをかぶったままの状態で売られています。
布系のものには蚤がいてもおかしくありません。
また蚤ではありませんが、黴がついているものも珍しくありません(笑)

元々古いじゅうたんを売る市だったため蚤がたくさんいたため

蚤の市は元々古じゅうたんを売るマーケットだったという説。
そのためじゅうたんについた蚤がぴょんぴょんしていたのだとか。
今でもじゅうたんを売っているスタンドを何件か見かけますが、こちらは蚤などついてなさそうなメンテナンスの行き届いた商品を扱っているようです。

古い品物が人から人へと蚤のように渡っていくため

蚤は居心地の良い場所を求めてぴょんぴょんと移動していくそうですが…
蚤の市の商品も人の手から人の手へと移動していくため、これを蚤に例えて蚤の市と呼ばれるようになったという説。
現代では遠く外国へ渡っていくお品も少なくはありません。
銀色アンティークのお品も海を越えて遠い日本へお届けしています。
すごい蚤の跳躍力ですね(笑)

品物に多くの人々が蚤のように集まるため

蚤の市では良いお品を売っているスタンドには人々がわんさかと群がっています。
この様子を蚤がたかっているようだと例えた説。
お客さんを「蚤」に例えるところが面白いですね。

等など…諸説ある蚤の市の語源ですが…
もとはパリ郊外のクリニャンクールの露店古物市が marche aux puces と呼ばれたのが始まりなのだそうです。
それが英語に直訳され⇒flea market となり、日本語に訳され⇒蚤の市 となったようです。

日本ではflea market 、いわるゆフリマは蚤の市とは少し違った意味合いで使われることが多いですが、直訳では同じ意味ですね。
今のフランスでは蚤の市を「marche aux puces 」と呼ぶことはほとんどなく、Brocante ブロカント が使われることがほとんどです。
ご旅行中にホテルの人に尋ねる時や、道を聞くときにはBrocanteの単語を使った方がスムーズかもしれませんので頭の片隅に置いておいてくださいね♪
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