フランスのアンティークロザリオ:使い方、素材、年代etc…

キリスト教徒の中でもカトリックの信者が祈りをささげる時に手にもって使うロザリオ。
きらきらと光を通すガラスのパーツや、品のある艶の貝のパーツなど、目にも美しいものが多いです。
中でもフランスの蚤の市で見かけるアンティークのロザリオは、長年の祈りと大切に使われてきたくすみ感が合わさった、新品にはない味わい深い雰囲気が特徴です。

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ロザリオは首からネックレスのようにかけるアクセサリー感覚で見られる場合が多いのですが…
本来は祈りを唱える時に手に持ち、数珠のように繰りながら数を数えるのに使うもの。
そのため、パーツの並びや数に決まりがあります。
ロザリオパーツの詳しい意味合いはこちらが詳しい図解で説明されています。
またこのような一般的なもの以外に数が違うシスター用のロザリオがあったり、自分仕様の数に特注する信者さんがいたりするそうです。

蚤の市ではとても上質で美しいアンティークロザリオに出会えても首にかけるには輪の部分のサイズが小さすぎて頭を通らないことがあったりします。
それでもそういう短めのものはサイズ的に胸元にクロスがしっくりとおさまる理想的なサイズでもあります。
なので、WEBショップではそのような短いサイズのロザリオにはご希望に応じて留め金を無料でお付けするサービスを行っております。
もちろんロザリオ本来の使い方をされる方もいらっしゃると思いますので、あくまでご希望の方のみです。
ご注文いただく際にフォームの備考欄に「留め金希望」と明記してくださいね。

 

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フランスのアンティークロザリオのパーツは、ガラス製のものが多く、他には貝製、木製、石製、天然素材(木の実、角、骨などなど)などがあります。
またこれらの特徴を模して造られた樹脂製のものは、軽く丈夫でお手入れしやすいので気軽に使えるのが魅力です。
作られた年代は、トップクロスやセンターメダイなどに刻まれた刻印からヒントを得て判断することが可能ですが、大切に使われてきたものはトップクロスだけ取り替えたり、新しくメダイを追加して自分仕様にカスタマイズしたり…と全体の年代を調べるのはとてもむつかしく、不可能に近いかもしれません…

 

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上写真のように、トップクロスとセンターメダイ以外にたくさんのメダイが追加された個性的なものも。
また、シンプルなロザリオにご自分でお好きなメダイやほかのチャームを追加するのも楽しいカスタマイズです。
敬虔なカトリック教徒の方が見たら眉をひそめられそうですが、ロザリオの本来の用途や意味を知り、敬意を払いながら自分好みの使い方をさせていただきましょう♪

2016年最初の新着商品は1月9日土曜日に販売開始します。
上記のようなアンティークロザリオの他に、銀のがま口アクセサリーや金属製のアンティークフレームなど、いつもより「銀」が多めの新年らしい?ラインナップです。
一点ものばかりですので、売り切れになる前にお急ぎくださいね。

なお、今回消耗があったり訳ありでお値段をお安く設定してる商品が数点あります。
蚤の市らしい古びた魅力があふれた商品とも言えますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

お買い物はWEBショップからどうぞ♪
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