先日の日曜日はいつもの蚤の市を飛び出して、リヨンから車で一時間ほどの場所にある Leyment の蚤の市に繰り出しました。
毎年夏の終わりに一度だけ、この街で大規模な蚤の市が開催されるのです。
リヨンのいつもの蚤の市に毎週出店している店主さんも大勢、今週はこちらに出すのでリヨンにいないと言ってました。
友人の運転する車で、8時前から出発。
日曜日の朝という事もあり道路は比較的すいてましたが、Leyment に近づくにつれ増えてきました。
さすが、年に一度の大イベントです。
こんなすてきな並木道をぬけて、到着です♪
情報によると、この蚤の市は1000店以上のスタンドが出店する大大大規模。
リヨンの蚤の市は200店ほどですので、なんと5倍!
それでもリヨンの蚤の市は毎週定期的に行われる市の中ではフランス一の規模だそうです♪
ちなみに今週末に開催されているフランスで一番大規模なリールの蚤の市は出店数約10000店。
年に一度のイベントはやはり規模が違いますね!
とっても日差しの強い日でした。
朝の9時頃にはもうじりじりと気温が上がってきており、気持ちの良い天気を通り越した真夏日に。
場内放送でも「水分補給を忘れずに!」とDJ風に呼びかけておりました。
お祭り気分のイベントですので、軽食やドリンクのスタンドもあり…
街(村?)をあげての運営っぽく、手作り感の溢れるサンドイッチやお菓子などがお手頃価格で販売されてました。
小さい子供をつれてのんびりと回っている家族連れも多く、ほのぼのとした雰囲気が楽しめました。
売られているのは大物家具からガラクタ、古着やおもちゃ…と何でもアリ。
驚くほどの安値を付けている店主さんもいれば、ちょっと手が出ない価格のものまで、本当に様々でした。
気になったものを一つ一つ手に取りながらお値段交渉するのも楽しい、ラフな雰囲気♡
無造作に置かれたベンチとくまちゃん、そして革の鞄…
しかし、このお店は売り物全てがハイセンスで、ディスプレイもセンスにあふれておりました。
勝手にパリからの出展だと思ってみてました(笑)
写真の右奥に写っているのが店主のムッシュ。
何に使うのでしょうか?ディスプレイ?
そんな品々も見ているだけで楽しかったです。
気になるものの値段を聞いてみたら、2度聞き3度聞きしてしまうほど安かったり、逆に高かったり(笑)
全体的にはお安めの店が多かったように思います。
食器やランプシェード、絵や燭台、花器などのインテリアグッズは豊富でお買い得でした。
私の求めていた、アンティークレース、アンティークメダイ、ロザリオ、メルスリーなどは、全体の店の数から割合は多くありませんでしたが、時々少し良品に巡り合えました。
しかし、あまりに店が多すぎ、会場が広すぎ、太陽が照りつけ過ぎ…
1000店の規模に圧倒されながら、すべてを見回る事ができずに断念。
蚤の市会場を後にしてやってきたのは、このLeyment から車で10分ほどのところにある Pérouges という村です。
ここは「フランスの最も美しい村」の一つで、中世の街並みがすてきなところです。
リヨンから近い観光地という事で、週末は少し人も多かったですがいつ来ても癒される風景です。
石畳なので足が痛くなります(笑)
おこしの際はヒールなどではなく、ぺったんこで底のしっかりとしたスニーカーなどをおすすめします。
ベビーカーは走行不可。。。
カフェのテラス席で休憩♪
ものすごく暑い日だったので、迷わずに冷たいシュワっとした飲み物を頼みました。
一緒におやつとしていただいたのはこの村の名物のガレット。
さくっとした生地にお砂糖とバターの風味が広がります。
シンプルですが、だからこそ癖になりそうな味わいです。
ビールに甘いもの?!と思うかもしれませんが、このカフェのテラスにいたお客さんはほとんどこの組み合わせで召し上がってました(笑)。
というわけで、大蚤の市とプチ観光の一石二鳥で楽しめるLeyment の蚤の市、毎夏の恒例にしていきたいかもしれません♪
この日の戦利品はまた別の日にご紹介します。
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