初夏の日差しが気持ち良い5月、6月。
蚤の市日和の週末が多い季節でもあるためか、フランスではこの時期にたくさんの蚤の市が開催されます。
街角の小さな市から広い会場での大規模なものまで、たくさんのイベントをチェックするのが初夏の楽しみとなってきました。
しかし…やはりどんな大規模な蚤の市へ繰り出したとしても、結局毎週通っているいつもの市が一番。
そう思ってしまう愛着があるのも事実です。
商品の充実、価格、売主さんの雰囲気…
どれをとっても私の中では一番好きな蚤の市かもしれません。
こんな小道を通って会場へ向かいます。
少し前までは、これほど整備されてない野趣あふれる(笑)けもの道のような小道でした。
会場は広ーくて、ぶらぶら歩いて回るだけで結構時間がかかります。
一人で買い付ける時はこんな中を早足で歩きまわります。
目当ての品を心で念じながら歩くとこんなたくさんのモノの中から、欲しい商品が目に飛び込んできます。
ガラクタのようなものから、まだまだ使えそうな素敵な家具類等々…
この中からお気に入りを掘り出すのが来場しているお客さんの目的。
みなさん、ご家族で真剣な目をして選んでいます。
無造作に山積みにされている商品ですが、気になった箱はのぞいて見るのが鉄則。
思わぬお宝がぎっしり入っていることもあります。
特に私のようにボタンやレースなどの小さいものを探す場合は、なんとなく気になる箱は全て蓋をとって見てみるべし!
時に思わぬお得な箱買いができちゃったりします。
狭い我が家には無理だけど、将来大きなおうちに引っ越したらこんな家具を置きたいな…
と、妄想が広がるひとときでもあります。
日本で売られているヨーロッパのアンティーク家具は、やはり綺麗に修復されていますし、輸送費や輸入の手続きなどの関係でお値段が結構張るものですが、現地のこんなアンティーク市では手軽なお値段で売られています。
その分コンディションはしっかりとチェックしないといけませんが、自力で何とかきれいにできそうなものであれば買って損はないかも。
しかし、やはり日本に持って帰るには配送の壁が立ちはだかります。。。
この日の戦利品。
手芸材料が多く手に入った一日でした。
しばらく蚤の市をお休みしていた時期があったため、アンテナが鈍ってるように思いましたが、この日はとても良い買付ができました。
願ったものが手に入る保証はありませんので、ピンとくるものがない場合は焦らずに次週に期待して無理に仕入れないように心がけています。
趣味での蒐集と違い、お見せした皆さんの心も弾むようなお品を集めるのが目的です。
【おまけ】
前週に狙っていたけど買いそびれていた模造パールのパーツを翌週に手に入れることができました。
こんな風に、入手できなかったものに別の機会に出会う事があるのも蚤の市の面白さ。
時には即決の判断力が要されますが、何度も出会ってなんとなく心をつかまれていくお品もあります。
【お知らせ】
間もなくお休みに入らせていただく銀色アンティークWEBショップですが、ブログ、ツイッター、Facebookページの更新は時間の許す限り続ける予定です。
また、ご要望が多いためロット販売(おまとめ売り)の企画も予定しております。
従来のショッピングカートとはちょっと違うお取引になってしまいますが、ご利用いただければ嬉しいです。
お楽しみに♪