シルバースプーンリング

シルバースプーンリング、なるものが今流行っているそうです。

銀製のスプーンの柄の部分のきれいな細工を生かして指輪に加工したものです。
ちょっとした道具と技術が必要みたいですが、自作の仕方を説明しているサイトなどもあります。

このシルバースプーンリング、純銀製のスプーンやフォークを利用して作っているものが多いのですが、柄の部分のみ使用するためカットするのです。
残ったスプーンの丸みを帯びた部分は、何かに再利用できるのかが気になるところです。

フランスの銀食器の刻印は、下の写真のようにこの切り落としてしまう部分に刻まれているものが多いです。
ar013c

柄の裏側に刻印があるものだと指輪にしても見える形で残るため、純銀の価値を示す事ができそうです。
上の写真のタイプだと指輪には銀を示す刻印が残らないのですね…ちょっと残念。
そう考えると素材にする銀食器はフランス製よりイギリス製が向いているのだと思います。

そして、切り落とした部分を何かに再利用する時、きっと純銀製を示す刻印は消されてしまうんだろうな…
純銀製品に刻印されるミネルヴァの横顔のファンとしては、ちょっとさみしい気持ちになるのでした。
ミネルヴァの刻印を残したデザインで作ってもらう事ができるなら、ちょっと試してみたいシルバースプーンリングなのでした。

銀色アンティークの銀食器は、何の加工も施してない素のままの姿ですが素朴な魅力にあふれています(笑)
ぜひ一度ショップでご覧くださいね。

銀色アンティーク WEB ショップ⇒銀食器

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