リネン地にモノグラム刺繍

最近気になってしかたのないもの…
それは「モノグラム」
イニシャルなどの2文字を組み合わせてデザインされた図案です。
特にグロポワンでボリュームを持たせた刺繍は胸がきゅんきゅんときめきます。
フランス刺繍特有の白刺繍がなんとも清楚。

いつか習って自分でも刺してみたいものです。

上質シルクの美しい古布…

1900年代前半の古ーい布が入荷しました。
蚤の市の露店スタンドに埃にまみれてひっそりと置かれていました。
あまりに乱雑な扱いをしているので、まさか上質なものだとは思わず売主さんの言い値に強気で値引き交渉開始…
最初に掲示された価格の約三分の一で入手しました。
が、しかし…触っていると何とも滑らかなシルク独特の手触り…のような気がします。
そしてラベルをよーく見てみれば「Soie(絹)」の文字が…
帰宅後、繊維の燃焼テストで確認したところロット内の布のほとんどがシルクだったのでした。
結果オーライで良い買い物が出来ましたが、目利きとは言い難い自分の見る目のなさにがっくり。
でも、このような古い布は人によって単なるボロ布でしかないので価格をつけるのは難しいものですね。

ランパス織り1920年以前のもの。
シルクサテンの上質な素材で織りあげられた色つやの美しい古布です。
とても古い品ですが、目立つ消耗や変色はなく鮮やかな色合いのまま保存されています。

ランパス織りのサンプル布。
こちらもシルク素材で見本用に使われていたものです。
カラーバリエーションの色見本とラベルが付いた大変貴重なアンティーク布です。
1910年以前のものだとの事。

「シャンパンゴールド」という表現がぴったりのダマスク布。
こちらもシルクの上質素材で織られています。
華やかながらも落ち着いた色合いの、上品な風合いが伝わってきます。
1920年頃のものだとの事。

こちらは、シルク混コットン素材のダマスク布。
ダマスク特有の品のある織模様です。
こちらも、きらびやかすぎないゴールドの華やかさが魅力です。
1920~1930年頃のもの。
こちらの古布は、準備が整い次第ショップで販売させていただく予定です。
気になる商品がありましたらお問い合わせやご予約も承っておりますので、お気軽にどうぞ。
古い布は大変人気があるため、ご連絡の先着順におわけさせていただきますのでご了承ください。
※売り切れました

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春の蚤の市

冬空から一気に春を迎えたかのような季候のフランス。
冬時間から夏時間へ移行して、日に日に太陽の陽ざしが強くなってきています。
ここ数日は春を通り越して初夏のような陽気で、道行く人の顔も明るく感じます。
春は蚤の市が活気がづく季節でもあります。
今日もいつも以上にたくさんの店舗と商品、そしてお客さんが集まっていました。
復活祭のバカンスが始まっている地域もあるのか、外国から来ている人もたくさん。
そんな中、私も少しですが素敵なメルスリーなどを見つけてきました。

人気の真鍮製、その他メタル製のバックル。
細工が素敵なものもシンプルなものもたくさんあります♪

ボタンも少し…

なぜか気になってしまったデッドストックのメタルプラック。
たくさんのお店があっても買うのはいつも同じ顔なじみさんのところになってしまいます。
それでも、ちょっと時間に余裕のあった今朝はのんびりとぶらぶら掘り出し物を探しつつ春の散歩を楽しみました。
さて、自由が丘で行われた~ フレンチ&ナチュラルカントリーな手作り雑貨展 ~ですが、おかげさまでたくさんの人に足を運んでいただけました。
こちらでご購入いただいたアンティークレースの収益の全額は、震災復興のために寄付させていただく予定です。
ほんのわずかですが、応援が出来ればと願っています。