やっぱりボタンが好き♪

レースや古布、リボンテープ…
かわいらしいメルスリーにはいつだって心がときめきますが、やっぱり丸くてころりとしたボタンに一番惹きつけられるような気がします。

たくさんのボタンの山の中からお気に入りを見つけ出すのは、宝探しにも似てとても楽しいひと時。
似た質感のものを並べてみたり、色合いで仕分けしてみたり…
何時間でも時が過ぎていく『ボタン遊び』の時間です。

こちらは19世紀に造られた古い古いボタンです。
ヴィクトリアンな黒い素材に布地を模した繊細な細工。
これは黒ガラスのように見えますが、実は石素材なのだとか。
プロの売主さんのお話はメモを取って忘れないようにしっかりと聞いておきます。

同じくとても古いメタル製ピクチャーボタン。
咲き乱れる野の花に誘われてやってきたミツバチや地を這うツタなどの様子が小さなボタンに綿密に書き込まれています。
ピクチャーボタンは実用的に使うのがもったいなくなるくらいカワイイものがいろいろとあり、ひとつふたつと手に入れるうちにコレクションしたくなる事間違いありません。

コレクターアイテムと言えばこんなものも。
ナポレオン2世の肖像が描かれたメタルボタンです。
時代に翻弄された若い姿に鷲の縁取りが凛々しい雰囲気を添えている、珍しいボタンです。
肖像ボタンはフランス人(特におじさま方)に人気があるそうで、コレクターさんもたくさんいるのだとか。
珍しいものもそうでないものの、エレガントなモノのカワイイものも…
いくつあっても眺めて楽しめる、そして実用的にももちろん使えるボタンたち。
やっぱりボタンが好き!なのはきっと私だけではないはずです。

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