レースの産地、ル=ピュイ=アン=ヴレーではボビンレースを作り上げていく様子を、土地の人は『ボビンのダンス』とも表現します。
なるほど、リズミカルにボビンをからませて行く様子は楽しげでまるで踊っているようにも見えます。
このようにたくさんのボビンを使い複雑な模様を生み出していくのです。
ボビンの数は4本を基本として、図案が複雑になるほど数が多くなります。
真剣に見入っていると、丁寧に説明しながら作業を繰り返してくれましたが…
どのように糸が絡み合って行くのか何度見てもわかりませんでした(笑)
でも、私もボビンレースを習いたいな…なんていう気持ちになってしまった事も確かで…
古いレースのように神技を身につけることはできなくても、少しだけボビンレースの世界に足を踏み入れたい…と思わせる魅力たっぷりの『ボビンのダンス』を堪能しました。
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ボビンレース
