久しぶりの蚤の市~古布屋のマダム

久しぶりの蚤の市ではまたまたたくさんの嬉しい出会いがありました。
顔見知りの店主たちは「元気かい?!」と挨拶してくれ…
常連さんたちと交わしているような握手のために右手を差し出してくれました。
これは今までになかった事なので何だか「受け入れられた」感で満たされました。
そして…新たな出会いもありました。

いままでは見ているだけだった古布屋で100年以上も時を経た布に出会えたのです。
これまで気になりながらも表示価格にびびって足を踏み入れづらかったお店なのですが、マダムは意外と気さくで優しいおばあちゃんでした。
年代や素材についてあれこれ質問する私に「古布好き」の匂いを感じ取ってくれたのか、他のお客さんを放置してまでいろいろと伝授してくれました。
残念ながら所持金が少ししかなくあまりたくさん買いこめなかったのですが…
お財布が空っぽになった私に「これで帰りにカフェでも飲みなさい!」と2ユーロ渡してくれました(笑)
ちょっとした事だけど、また顔を出したくなる温かい人柄が伝わってくるマダムなのでした。
そして、まだまだ掘り出し物がたくさん埋まっていそうなお店に、次回は必ずたくさん現金を準備して来よう!と決心したのでした。
少しづつですが、また『古布ギャラリー』を充実させる事ができそうな予感です。
※写真手前のストライプ柄の布は1900年代のピュアリネン。
※赤地に花柄の布は1930年頃のコットン布です。
気になる方はお気軽に詳細をお問い合わせくださいね。

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