アンティークの町として有名なL’isle sur la Sorgue リル・シュル・ラ・ソルグ。
そこで毎週日曜日に開かれる蚤の市…と言えば骨董好きなら誰でも期待で胸が膨らみます。
宿泊したホテルのフロントのお姉さんに聞いたところ、蚤の市は「街中でやってる!」というではありませんか。
お天気がとても良く暑くなりそうだったので、涼しい朝のうちに少しでも散策しよう…と張り切って早起きしました。
街中に露店が並び始めていた8時ごろ。
骨董の他にも南仏色の濃いカラフルなマルシェがたくさん。
午前中は蚤の市と言うよりはプロバンスマルシェがメインでした。
新鮮な野菜やフルーツばかりではなく、南仏ならではの色とりどりの籠やナチュラルなハーブや花の石鹸などなど…
乾燥させたラヴェンダーや季節がら薔薇の生花など、乙女心をキュンとさせるかわいらしいものもいっぱいでついつい足を止めて見てしまいます。
食材もオリーブやタプナードなど、南ならではの味覚がズラリと並んでいて目にも鮮やか。
あまりにも楽しすぎて、このプロバンスマルシェの写真を撮るのをすっかりと忘れておりました…(涙)
午後からはマルシェはお店をたたんで撤収していき…
蚤の市ゾーンが活気づいてきました。
骨董の蚤の市が並ぶのは、町のメイン通りのAvenues des Quatre-Otage です。
ここに古物を求めてやってくる人たちはみんな目が肥えているからか、並べられた商品はどれも厳選されたものばかり。
良質でセンスの良いガラクタとは言えないような古物がたくさんあり、いつも通っている地元の蚤の市にはない雰囲気を堪能しました。
お店の人はみなさんとても愛想が良く外国人に慣れていらっしゃるようで、気に入ったものを手にとって眺めていると英語で値段を言ってくれました。
イングリッシュが苦手な私は何度も聞きなおしてしまいましが(笑)
モノや相場にもよりますが、値切り交渉も意外と聞き入れてもらえました。
自分で買う価格を決めておけば交渉もやりやすいかもしれません。
今回は古い麻布が最初の言い値の半額に、古いスタンプが2個買ったら半額で3個目は私の持っていたキャンディ一個と交換(笑)という人情味あふれる取引が成立したり♪
値札が付いているものも多いのですが、その数字を信用せずに聞いてみると思わぬお買い得価格を告げられる事もありました。
お店を出している人はほとんどがプロフェッショナル。
商品について質問すればたいていが詳しく答えてくれます。
材質や作られた年代は要チェックですね。
使い道のわからない道具をどうやって何に使うのか…などなど聞いていると時間がたつのを忘れてしまいます。
露店以外のショップも週末OPENしているところがほとんどです。
中には『週末のみOPEN』と書かれたお店もたくさんありました。
フランスの常識、「ランチ時はいったんクローズ」というお昼休みも取らないお店が多くショッピングしやすかったです。
【おまけ】
プロバンスマルシェで買った石鹸、トルション、マルシェ籠…
ほんのり、ふんわりと良い匂いが漂ってきて旅の余韻に浸れます。
次回はこの町で出会ったお宝の山のお話を少しさせてもらおうかと…
お楽しみに♪

こんにちは、コメありがとうございます。
4月にリルシュルラソルグに行きました。
ステキなとこですねー
水車があってキラキラしてました。
ご家族でフランスで住んでらっしゃるんですね。
羨ましい限りです。。。
私もフランスの田舎に住みたいなー
私もちょこちょこのぞかせてもらいますねー