L’isle sur la Sorgue リル・シュル・ラ・ソルグを訪れて

アンティークの街として人気のL’isle sur la Sorgue リル・シュル・ラ・ソルグへ行ってきました。
アヴィニョンに近い南仏の小さな街で、車での方がアクセスしやすそうですが今回は電車を利用しました。

ややこしい駅名。
切符を手配する時、情報を探す時、人に尋ねる時…
毎回違う呼び名が飛び出しとても戸惑いました。
「FONTAINE DE VAUCLUSE」フォンテーン・ドゥ・ヴォークリューズが正式名…
で「L’isle Sur La Sorg」リル・シュル・ラ・ソルグが通称のように使われていました。
駅名表示には上の写真のように両方が書かれていましたので、両方頭の片隅に置いておくと迷わずに降りる駅を見つけられそうです。

かわいらしい駅舎
この建物を目印にしても良いかもしれません。
車内アナウンスはとても早口で聞きとるのは至難の業。
私たちは周りの親切なお客さんに助けられて、無事に到着しました。

街中に水車が。
この町はアンティークの町として有名ですが、のどかでかわいらしい水車が独特の町の風景を作り出しています。
小さな町のいたるところにこの水車があり、マップにも水車マークがちゃんと表示されています。
水のある風景が太陽いっぱいの南仏の町に『涼』を与えてくれて、不思議と気持ちが安らぎます。

水車と同じく街中にあるアンティークショップ。
古い民家の集まりを改築したようなアンティークショップ群や大きな倉庫を改造して数店で軒を連ねたようなアンティーク村…
その他にも古い雑貨、新しい雑貨などなどを個性的にコーディネートした素敵なお店がたくさんありました。
雑貨好きな方は見ているだけでもあっという間に時間が過ぎていきそうです。
こういったショップでは蚤の市でごちゃごちゃと並べられるようなガラクタのようなものはあまり扱っていません。
でもその分プロの目でチョイスされていてディスプレイもステキなのです。
地方都市からやってきた私にはどれもこれも新鮮でした。
「ここはパリ?!」とびっくりするほど行きかう人々も洗練された人が多く…
ちょっぴりハイソなリゾート地にやってきたような光景でした。
マップには主なアンティーク村などが記載されていますが、地図を頼らずともぷらぷら歩いていると素敵なお店に出会えます。
少し敷居が高そうで入りづらいところもありますが、狭い入口からは想像もつかないほど内部にステキ空間が広がっている事もありました。
どのお店の店主さんも外国人観光客には慣れていらっしゃるようで、片言もしくは流暢な英語で話しかけてくれたり…

この季節、南仏に限らずフランスはお天気が良いととても気温が高くなります。
熱射病対策が必須です。
この日もとても暑く、川で涼をとる人々の姿もちらほら…
焼けつく陽ざしが肌を刺しますが、日陰はひんやりとしていて意外と過ごしやすいので助かります。
夏は午後9時でもまだ明るいですので、昼間の暑い時間帯はカフェでのんびりと休憩して、少し涼しくなってから散策をしても良いかもしれませんね。
と言うわけで、次回はこの町のまた違った顔をご紹介したいと思います。

ご迷惑をおかけします

突然の事で皆様にご迷惑をおかけしてしまうのですが、
6月28日月曜日より数日間、健康上の都合により業務が通常通りに進まない可能性があります。
ご注文後の対応に通常よりもお時間がかかってしまう場合があります。
可能な限り迅速な対応を心がけますが、連絡が遅れてご心配をおかけしてしまいましたら、申し訳ございません。
なお、ご注文はショッピングカートを利用して休みなく承っておりますので、ご利用よろしくお願いいたします。
また通常業務に戻りましたらお知らせします。

一足お先にご紹介♪

土曜日に販売開始の雑貨達です。

メルスリー、ボタン、メダイはもちろん、アクセサリーや銀食器…とバラエティーに富んでいます。
南仏アンティーク市遠征の都合により、今月は最終土曜日の朝から販売開始です。
なお、同じ理由でご注文後の対応が月曜日以降になってしまう事をご了承ください。
ぜひご覧くださいね。

6月の新商品は…

先週までのぐずついた空模様とはうって変わって爽やかに晴れ渡る空が広がっています。
先日はお天気に恵まれず蚤の市へはいけませんでしたが…
今週末は楽しみにしていたL’isle sur la Sorgue への遠征の日。
いつもよりたくさんの商品を見ていろんなことを学び吸収して来ようと意気込んでおります。
さて、6月も残すところ10日ほどとなりましたが…
いつものように月末の新商品販売に向けて、現在登録作業に励んでいます。
今週はいつものように最終日曜日ではなく、最終土曜日の朝に販売開始ですのでお間違いのないようご注意ください。
ソルグへの遠征と重なるためというこちらの都合で恐縮ですがお許しくださいね。
今回の商品たちは…
いつものようにアンティークメルスリーやメダイはもちろんの事、新しい分野として『銀食器』を取り扱い始めました。
毎日の食卓に、気負わずさりげなく銀の輝きを取り入れていただけるようにヴィンテージならではのお手頃価格での販売です。
フルセット揃っているわけではなく単品が多いのですが、まずはひとつ、とびきりのお気に入りを見つけていただけたらと思っています。
銀食器のある食卓っていいものですよ♪
それではお楽しみにお待ちくださいね。

シートの魅力

アンティーク雑貨の魅力の一つに「パッケージのかわいらしさ」は絶対に欠かせない要素の一つだと思います。
メルスリー類も例にもれず…
中身はシンプルな古道具やパーツだとしても、シートやラベルがかわいいと魅力や価値がぐんと上がります。
いつの時代も手芸材料は素敵なデザインで女心をぐっと掴むよう工夫されているみたいです(笑)

イギリスからフランスへ輸入された縫い針


古いスナップシート
普通のスナップをここまで素敵に演出できるとは…

くすんだブルーのボタンシート
ボタンもシートがつくとかわいらしさが倍増です。
こうなってくるとこれらはもう「メルスリー」でありながら「紙雑貨」の魅力を発揮していますよね。
私をはじめ、女子たちはラベルやパッケージに弱い生き物だなぁとつくづく思います。
そんな『女子視点』で集めた品がたくさんなフランスアンティーク雑貨のお店 銀色アンティーク 、是非一度のぞいてみて下さいね。
※今月、6月は新商品を最終土曜日の朝に販売開始いたします。
銀食器をはじめ、いつものメダイやメルスリーなど魅力いっぱいの品がたくさんですのでお楽しみに♪

願えば叶う、メルスリーとの出会い

週末の蚤の市へ、いつものように繰り出して来ました。
この日は時間に制限もあり、たくさん見れないだろうな…と思っていました。
ところが!こんな日に限って良い品との出会いがいっぱい♪
最終的にはお宝の山を両手に抱えての帰宅となりました。
それでは、戦利品の一部をご紹介。

美しいサンプル布たち
小さいカットですが品番やカラーバリエーションが見られて楽しいサンプルカット布。
時間がなかったため箱の中からざっくりと選び出したものですが、時間をかければもっといろいろ発掘できたかも。

テープにパスマントリー
これはお店のムッシューに苦笑されながらじっくり選びました。
こちらもサンプルカットなのか、短いものが多いのですがちょこっと使いで十分存在感があります。

レースモチーフや幅広テープ
お取置きを頼んでまで値切った(笑)品です。
お店のマダムは他にもセンスの良い小物をたくさん扱っておられました。

ベイクライト製のボタンなど
最近ではなかなか安値でお目にかかれないベイクライト製品。
埃にまみれて古い缶の中から発掘しました。
恐ろしく埃っぽので今日はこれを地道にお掃除しようと思います。
これらの商品の販売はまだちょっと先になりそうですが、気になるものがありましたらご予約なども受けておりますのでお問い合わせくださいね。

アンティークなブローチたち

小さいけれど、古びているけれど個性的な存在感がきらりと光るアクセサリー。
アンティークのアクセサリーはフランスの女の子にも人気で、物色していると横から手が伸びてさっと先を越されて買って行かれちゃう事もしばしば…
インスピレーションと素早い判断力でセレクトすることが大切なアイテムなのです…

みずみずしいマスカット色の果実

磨けば輝く?かもしれないラインストーンのブローチ

控え目なのに洗練されたデザイン
スカーフ留めにしたり、帽子に付けたり、かばんを彩ったり…
アンティークのアクセサリーを身につけることに抵抗がある人でも、ブローチならば、気軽に楽しめそうですね。

リヨンのヴィンテージシルク

フランス、リヨンは古くから絹織物が盛んに行われていた街として有名で、その華やかな歴史を紹介するミュゼもあります。
しかし、ヴィンテージとはいえシルク布はとても高価で…
なかなか手が出せずに、美しい布たちを指をくわえて見ているだけでした。
先日コットンヴィンテージ布でお世話になっている布アトリエに顔を出したところ…
ヴィンテージのシルク布を発見♪
デッドストックの未使用品で新品同様の美品なため、やはりそれ相応のお値段なのですが、何とも美しいサテンの布たち…
少なくとも60年以上前に織られたものだそうです。

深いブルーにかわいらしい黄色のお花模様のシルクサテン地

スモーキーで雰囲気のあるブルーグレーのシルクサテン地

濃紺地にバランス良い配色の花柄シルクサテン地

手描きのような風合いが素敵なシルクジャージー地


その他にもシルクサテン地を中心に数点のヴィンテージシルクが売られています。
アトリエのマダムと話をしたところ、注文での小売販売を受けてくれるとのこと。
在庫がある分で再入荷なしの商品ですがどんどん売れるタイプの布ではなく、注文が入ってから在庫確認できれば50cm単位で分けていただけるそうです。
ショップ内には掲載いたしませんが、ご興味のある方は詳細をお問い合わせくださいね。

珈琲袋&砂糖袋

紙モノ好きな乙女も多いと聞きますが、そんな方にはたまらない古い紙袋のご紹介です♪
その昔ビニールのパッケージなど使われていなかった頃の珈琲袋&砂糖袋。
お砂糖は今でも紙袋で売られている事が多いのですが、素材が現代のものとはやはり違います。

未使用品ですので、古い割にはしゃきっとしたお姿。
手づくりお菓子のラッピングやキッチンで活躍するのはもちろんの事、
アイデア次第でたくさんの使い道が広がっていきそうですね。
カフェ袋&砂糖袋、1枚づつの2枚セットで販売中です。

GOBELINS

重々しい響きの高級な織物『ゴブラン織り』
重厚な織地が魅力のフランス特有のつづれ織りで、タペストリーなどに用いられることが多いようです。
最近ではゴブラン織りの生地を使ったバッグなども人気のようで、高級感と上品さが魅力♪
そんなゴブランの端布に出会いました。
狩猟風景をモチーフに織られたものなのですが…
重厚感と高級感の中になぜかちょっとかわいらしさを感じてしまいます。

古い布地ですので、華やかさがちょうど良い風合いに抑えられています。
ゴブラン布にはなかなか出会わないうえに、あっても高価。
今回はとてもラッキーな出会いだったと思っています。
【ゴブラン豆知識】
古くからの技法ですが、13~14世紀ごろに欧州で室内装飾品として発達しました。
15世紀にフランスのゴブラン家が作り始めたのが語源。
『GOBELINS』とつづります。
只今銀色アンティークでは新商品を大公開中です!
人気の品からどんどん売り切れてますので、お早めにご覧くださいね。
送料割引キャンペーンは6月中ごろまでの予定ですので、お得なこの機会にぜひご利用ください。