アンティーク銀器と新年を祝う…

2009年も残すところわずかとなりました。
時差があるので、こちらはまだ数時間の猶予がありますが…
さて、フランスではクリスマスを家族そろって祝うのが日本のお正月のようにトラディッショナルなのですが、逆に新年を迎えるのはお友達や恋人とわいわい楽しくが基本です。
1月1日は祝日ですが2日からは普通に会社や学校が始まりからかもしれません。
今年は1日が金曜日なので三が日は日本のようにゆっくりとできそうでラッキーです♪
我が家は家族ぐるみで親しくしていただいているお友達のおうちで年越しパーティーです。
フランスでのパーティーでのおもてなしは、趣向をこらしてゲストを楽しませることが重要です。
お料理が美味しいとなお良いのですが、楽しい雰囲気に勝るものはありません。
我が家ではおもてなしの時は逆にあまり凝ったお料理に時間をかけずに、みんなで一緒に楽しめるものを用意することが多いです。
たとえば…フォンデュ。

パンを鍋の中に落としてしまった人は罰ゲーム!というのがルールです。

すごく高価なものではありませんが、先祖より受け継いだ銀食器が活躍です。
おもてなしの日は朝から銀器を磨きます…

ケーキサーバーも古いもの。
形が複雑すぎて使いづらいのが難点ですが…

そしてやはり場を華やかに盛り上げてくれるのはシャンパン。
お酒があまり得意でない私も、シャンパンを開けるときのわくわく感は大好きです。
みなさんはどんな年末年始をお過ごしでしょうか?
2010年も銀色アンティークをどうぞよろしくお願いいたします。
良いお年を!

鳥の模様のデコレーションレース

2010年がはじまります。
今年も銀色アンティークは皆様と一緒に楽しめるウェブショップを目指していろんな企画をご用意しています。
今回は、大小様々な鳥の模様が美しいデコレーションレースのプレゼント。
幅広でインテリア用に作られたものだというこのレース、さほど古いものではありませんが、味わい深いディテールです。
何に使おうか考えるだけでも楽しくなりますよね。


9.7cm幅 50センチ長にカットしてプレゼント。
素材はケミカルなもので、かなり張りのあるぱりぱりとした質感です。
柔らかい布と合わせるのは不向きかも知れませんが、いろんな形でハンドメイドに使っていただけそうです。
スクラップブッキングの材料としても活躍しそう。
幅広いアートの素材として、様々な用途で使ってもらえれば幸いです。
こちらを1月中にお買い物していただいた方から抽選で5名様にプレゼントいたします。
当選者さまへは2月上旬にメールでお知らせいたした後発送させていただきます。
詳しくは銀色アンティークWEBショップのキャンペーンページをご覧くださいね。

マルシェドノエルのサントン

クリスマスですね。
フランスでは数週間前から街のメイン広場でマルシェドノエル(クリスマスマーケット)が開かれております。
クリスマス用のお菓子やお酒、ご馳走の数々のほか、ツリーを飾りつけるものやらプレゼントによさそうな小物まで…
さらにはホットワインやらタルティフレットの屋台も並び、美味しそうな匂いがどこからともなくただよってきます。

マルシェドノエルにはたくさんのサントンも並びます。
これは小さな聖人をかたどった人形で、キリストの誕生の場面を表現するためにドールハウスのように飾られます。
クリスマスツリーとともに、フランスの各家庭ではノエルのデコレーションとして大切なものなのです。
毎年少しづつ買い足して、規模を拡大するカスタマイズも楽しみの一つかも…
各スタンドでサントンの表情も違います。
みんな納得のいくお気に入りを見つけるために真剣な表情で選んでいるのが印象的。


クリスマスの数日間続く豪華?なお食事の様子は後日ご紹介させていただくかも知れません。
我が家も今からディナーの準備に取り掛かります。
それではみなさま、メリークリスマス!
Joyeux Noel♪

スイーツアートの先駆け?

フランスは乳製品がとっても濃厚で美味しいのは、ご存じだと思いますが…
中でも特にその風味のよさに舌がとろけそうになるのは、何といってもバターだと思います。
何でも、原料を乳酸発酵してからバターにする「発酵バター」が主流のフランス。
普通のスーパーマーケットに並ぶ商品のほとんどがこの風味の良い発酵バターなのです。
日本では特別に「発酵バター」としてカルピスバターなどが販売されているそうですね。
美味しいバターを日常的に惜しみなく使ってお料理できるのはやはりフランス生活の醍醐味かもしれません。
そんなフランスで売られているお菓子もまた、バターの香り高いものが多く、安価な箱菓子でもなかなか素晴らしい味わいなのです。
赤いギンガムチェックの蓋のジャムで有名なボンヌママンのお菓子は、そんなバターの味わいが生かされていて、私の一押しお気に入りのメーカーです。
そして、ビスケットで有名なLU。
素朴な味わいのビスケットは小さな子供からお年寄りまでフランス国民すべてに愛されてると言ってもいいかもしれません。
そして…
バターの風味が特に大事なお菓子、ガレットで有名なSt.Michel。
ざくっとした歯ごたえと甘みの中の塩加減が絶妙なのです。
前置きが長くなりましたが…
そんなSt.Michelのガレット箱をかたどったフレンチキーホルダーをご紹介♪

赤と金のパッケージ?デザインがとても温かみのあるフレンチキーホルダーです。
作成された年代ははっきりとは特定できませんが、この手の販促用キーホルダーがたくさん作られた1950年~1960年ごろのものだと思われます。
このようにお菓子をモチーフにしたフレンチキーホルダーは50~60年も前からフランスの愛好家の間で人気だったのですね。
スイーツアートが大ブームの世の中ですが、有名お菓子メーカー品のパッケージをコピーしたミニチュア作品も今後はやりそうな予感がしませんか?
ちなみにこのSt.Michelのガレットですが、現在ではこのようなパッケージで店頭に並んでいます。

【参考商品】
フランスの美味しいバターとして有名なエシレバター
これ以外にもマルシェや農場で売られてる作りたてのバターは格別です♪

雪が積りました

先日よりフランス全体が寒波と雪に見舞われているようです。
パリでも雪が積もったと聞きました。
私が住んでいる地方で雪が積もる事はここ数年ほとんどなかったのですが、久しぶりに銀世界を拝ませてもらいました。

オーナメントみたいにかわいい木の実&雪
雪の日は家でぬくぬくしていたいのですが、あいにく急ぎの用事があり少し外出しました。
途中また少し雪が降り出したりしてとても寒かったのですが、おそらく生まれて初めてたくさんの雪を見た2歳の息子は大はしゃぎ。
「ゆき」と言えずに「うぃっき!うぃっき!」と叫んでおりましたが…

先日の蚤の市で見つけたシャンデリアパーツ。
こちらではクリスマスツリーの飾りにしたりされることもあるのだとか。
お店を出していたマダムの先祖代々のおうちで長年シャンデリアとして活躍した後、役目を終えてオーナメントになっていたのだそうです。
シンプルで単純なカットですが、光にすかすときらきらと素朴な輝きが素敵です。
雪のオーナメントと光のオーナメント、どちらがお好みですか?
シャンデリアパーツは今後フランスヴィンテージ雑貨 銀色アンティークで増やしていきたいアイテムの一つです。
いろんな大きさのものがありますが、小ぶりのものはアクセサリーパーツとして活躍しそう。
どうぞお楽しみに♪

ハンドメイド作家さん募集中です!

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ビーズやパーツ、リボン・レースなどのアンティークの材料を無料もしくは格安でご提供させていただきます。

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※日本国内での配布に限らせていただきます。

【PRフィッシュ例】



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その他にも、銀色アンティークと一緒に何か楽しいことをやってみたいと思われる方は、ぜひ案をお聞かせください。

皆様のご協力に感謝いたします。

冬の蚤の市での心得

蚤の市へ行ってきました。
寒空の下、閑散としてるかと思いきや…
たくさんの古物好きさんたちでにぎわっていました。
冬のフランスはお手軽なお出かけスポットが少ないからかもしれません。
フランスの冬のお天気は不安定で、パラパラ小雨が降ってきたり、やんだり…と落ち着きません。
快晴!って日はほとんどないので、蚤の市へ行く予定の日は朝日の出前からお天気が気になってそわそわしちゃいます。
今回はそんな冬の蚤の市の楽しみ方を考察してみました。

まず、蚤の市基礎知識として…
1)午前中できるだけ早い時間に行く
2)現金(小銭)の用意を忘れずに
3)買ったものを入れるためのエコバック持参で
4)歩きやすい靴、動きやすい服装
という数点は蚤の市の常識となってることだと思います。
それに加え冬の蚤の市を楽しむために必要なことは…
●防寒対策を完璧に
●朝のカフェは控え目に
●狙いを定めて短時間勝負
こんな感じではないでしょうか?
まず防寒対策を完璧に…
言うまでもなく、冬のフランスは寒いです。
地方によっては温暖なところもあるかもしれませんが。
足元からしんしん冷えてきます。
中ボア的なブーツや、レッグウォーマーで足元をしっかり温めておかないと寒くてお買い物どころではなくなります。
あと手袋も必須アイテムですが…
私は指なしのものを愛用しています。
小さなものやカードなどを見るのにいちいちはずすのが面倒なので指なし手袋はとても便利です。
さらに帽子があればなおよしです。
ヨーロッパの冬の冷え方は私の知る限り日本とは全然違って、寒さのせいで頭痛がしたりします。
子供の防寒も帽子が必須アイテムとされてますし。
それに帽子があれば風が強くても髪の乱れを気にせずに済みます(笑)
そしてそして、カイロなんかも仕込んでおけば完璧かもしれません。
朝のカフェは控え目に
ずばりトイレ対策です。
蚤の市は屋外の場合も多く、トイレがないところも。
あったとしても恐ろしく汚かったり水浸しだったりして出るものも出なくなるようなトイレが多いのが事実。
蚤の市に限らずフランスの公衆トイレってどこでもこんなイメージですが…
なので、予防策として朝のカフェは控え目にしてなるべく行かずに済むようにするのです(私だけかもしれませんが…)
しかし、フランス人の皆様はいったいどうやってこのトイレ汚染問題をやり過ごしてるんでしょうか?
今なお疑問です。
狙いを定めて短時間勝負
理由は…寒いからです。
たくさんお店が出る骨董市では全部の店をくまなく見て回りたくなりますよね。
でも冬の蚤の市ではなるべく短時間で買い物を終わらせる工夫が大切。
その日狙うアイテムをいくつか決めておいて、それ以外のものはとりあえずスルー。
スルーできないほど気になるものに出会ったら、GETするもよしです。
蚤の市の買い物って出会いが大切ですからね。
でも全店くまなく…とやってるときっと全部見終わらないうちに寒くて疲れておなかが減ってくると思います。
もちろん、小規模な市の場合は全店見落とすことなく何周でも見回れると思います。
旅行などで何度も通うことができない場合は気合で寒さを我慢しながら、途中でカフェ休憩を入れるなど暖をとってください。
(その際にカフェでトイレは済ませましょうね♪)
そして最後に一番大切なこと…
冬の蚤の市では手で触った触感での素材の判断力などが鈍ると思います。
かじかんだ指先では繊細な特徴をとらえにくいことがあります。
買った後で後悔しないようによーく考えて、店主の話などを聞きながら決断しましょうね。
などなど、私の独断での考えですが参考になれば幸いです。
そんなこんなで仕入れました品々は整理と撮影をした後、近々販売開始いたします。
今回の商品はアクセサリーパーツやカボッションとしても使えそうなヴィンテージボタンが豊富です。
お楽しみに♪
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ノエルの季節にバチカンを思ふ

クリスチャンではない私ですが、ノエルの季節はどうも浮かれてしまいます。
実際に12月25日のミサに参加したことはないのですが、いつか体験してみたいなどと思っていますが…
アテイスト(無神論者)の私などが参加していいものだろうか…と毎年尻込みしてしまうのです。
田舎の教会は小さくてアジア人がいると目立ちますし。
いっそのことキリスト教の総本山であるイタリア、ローマのバチカンまで出向いて、世界一の大規模なミサを体験してみましょうか…

#md016 ヴィンテージメダイ(スライド)

  
【クリックで大きな写真が見れます】
こちらは「ROMA」の文字が入ったイタリア(バチカン)製スライドメダイチャームです。
バチカンのローマ法王の法冠をかたどったデザインが希少なロケットタイプ。
一言でヴィンテージメダイと言うにはあまりにもエレガントなデザインで、美しいフォルムの中に熱い信仰の思いも詰まった品です。
アクセサリーとしても違和感ないセンスです。
さすが、バチカン!
やはり世界一の総本山が作る信仰グッズはデザイン性の高さも世界一かもしれません。。。
小ぶりながらも細かな細工が存在感を放っています。
スライドさせるタイプのロケットの中にはパウロVI世の肖像とキリストの肖像入り。
(片面づつ違っています)
【参考 パウロVI世の言葉】
「熱烈な精神を、たとえ涙のうちに種をまかなければならないときでも、甘美と慰めに満ちた福音化の喜びを保ちましょう」
と言う有名な言葉を残したパウロ6世。
教会の根本的な使命である宣教に関する、今なおいささかも古びることのない重要なメッセージとして語り継がれています。。
●福音をのべ伝える 原題:EVANGELII NUNTIANDI