不思議のメダイ(無原罪の聖母)

メダイ蒐集という視点から人気の聖人について考察してみました。

不思議のメダイと呼ばれる無原罪の聖母を描いたメダイは、おそらく日本で一番有名で、持っている人も多いのではないでしょうか?
このメダイを身に付けた人には奇跡のような素晴らしい出来事が起きたり、願いが叶うとの言い伝えから旅行でパリを訪れる人々が多く購入して行かれると聞きます。

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不思議のメダイの由来と歴史

不思議のメダイは、聖母マリアの出現を目撃したフランスのカトリック修道女カトリーヌ・ラブレ(カタリナ・ラブレ(Catherine Labouré,)が、聖母マリアによって示されたお告げとイメージをもとにデザインし金細工師のアドリアン・ヴァシェットが製作したメダイのこと。無原罪の御宿りのメダイ、不思議のメダイとも呼ばれています。

1830年7月18日、パリのバック通りにある修道院でカトリーヌ・ラブレは子供の声を聞いて目を覚まし、聖母マリアの出現を目撃したそうです。

彼女が見たイメージでは、聖母マリアは楕円形の枠の中で地上に立ち、様々な色の3つの指輪をしており、そこからは輝く光が地上に降り注いでいるものでした。周囲には “Ô Marie, conçue sans péché, priez pour nous qui avons recours à vous.”(原罪無くして宿り給いし聖マリア、御身に寄り頼み奉るわれらのために祈り給え)という文字がありました。裏面は12の星の輪と十字架の上に乗る大きなMの文字、茨に囲まれた王冠を冠したイエス・キリストの心臓(至聖なるイエスのみ心)と、王冠を冠し剣の刺さった聖母マリアの心臓(聖マリアの汚れなきみ心)が見えたそうです。

そして聖母は彼らにそのメダイを身に着けるように告げ『それを身につける人は大きな恵みを受けるでしょう』と話しなさい」と言ったとの事です。

このメダイを身につけた人々に、様々な奇跡のような出来事が起きたため、いつのまにか「奇跡のメダイ」「不思議のメダイ」などと呼ばれるようになりました。

それ以来、このメダイを身に着けた人に数えきれない奇跡や不思議な出来事を運び話題となり、今もなお奇跡を求め祈りをささげる人々に愛されているのです。

 

カトリーヌ・ラブレCatherine Labouré (1806-1876)

カトリーヌ・ラブレはディジョンの近くの小さな村で生まれました。
幼いころは「カトリーヌ」ではなく「ゾエ」と呼ばれていたそうです。
彼女が9歳の頃母親が亡くなったのをきっかけに、信仰を深めていき、23歳で修道女となる。
そして、1830年、彼女が24歳の時に神のお告げを聞く。
Image illustrative de l'article Catherine Labouré

 

不思議のメダイの特徴

カトリーヌ・ラブレが見たイメージの通り、楕円形(アーモンド形)のものが多いのが特徴ですが、中には八角形や円形など様々なフォルムのものもデザインされ、多くの教会で販売されている人気のメダイです。
聖母マリアは蛇の上に立ち広げた両手にはたくさんのリングがはめられ、大地に向かって光を放っています。
その周囲には “Ô Marie, conçue sans péché, priez pour nous qui avons recours à vous.”(原罪無くして宿り給いし聖マリア、御身に寄り頼み奉るわれらのために祈り給え)という文字が刻まれています。

裏面はマリアを表す「M」の文字と十字架が組み合わされ、その下には二つの聖心が並んでいます。
これは、キリストの聖心と聖母マリアの聖心だと言われ、キリストのものは茨の冠、マリアのものは剣が貫いています。
そして、周囲の星は12使徒をあらわしています。

不思議のメダイは銀色アンティークWEBショップでも取り扱っています。
⇒メダイ(無原罪の聖母)

 

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