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アンティーク好きな6つの理由

アンティーク好きな人々は世界中どんな国にもいらっしゃいますが、蚤の市を巡っているとそんな方とお話しする機会が多くあります。
皆さん、目を輝かせながらアンティークの魅力について語ってくださるのですが、そんな中から私自身が深く共感した「アンティーク好きな理由」について挙げてみました。

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1.お品にまつわる物語にわくわくする

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蚤の市やアンティーク市で売られているものはたいていが「中古品」です。
何百年もの昔から使われているものもあれば、数十年のものまでさまざまな年代や経歴の持ち主ばかりです。
スタンドに並べられたたくさんの商品の中から目に留まり、手に取ってながめていると、店主がすかさずそのものにまつわる物語のヒントをくれたりする事があります。

例えば以前の持ち主について。
地方の小さなシャトーのサロンで使われていた椅子で…
昨年90歳で亡くなったマダムがお嫁入りの道具として持参した刺繍入りリネン…
母から娘へと代々渡されていった、小さなブローチ…
恋人と思われるマドモワゼルのモノクロ写真が入った古びたロケットペンダント…

たいていが店主も「だと思うよ」とか「じゃないかな?」など確信のない場合が多いのですが(笑)
このように物語のヒントが見つかると後は自然と想像の世界が広がっていきます。
そして、そんなお品に出会ってしまった自分自身のストーリーが新たに加わって行くのです。

 

2.使い捨てにせず、一つのものを長く愛用する気持ち

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最近は欲しいものは何でもすぐに買えてしまう時代です。
少し古くなったり、新商品が出たり、そんな理由でなんとなく深く考えずに新しいものに買い替えるのが習慣となってしまっているような気もします。
気づけばモノがあふれ、今度は不用品を捨てるのが流行したり。

フランスでもそんな使い捨て文化が浸透しつつありますが、それでもまだまだものを捨てずに大切に使う人が大勢。
都会の小さなアパルトマンでも地下に物置がある事も多く、捨てずにとっておいて時間のある時に修理したりリメイクしたり…
工夫を凝らしてブリコラージュ(日曜大工)するのが趣味の若者のも大勢いるようです。

どうしても必要がなくなったものでも、やはり捨てずに次の使い手を探して、友人に譲ったり古物商に引き取ってもらったり…
そんな風に一つのものを長年大切に使う風習がフランスのアンティーク市の魅力的な商品の充実につながっているのかもしれません。

 

3.物が経てきた歴史が、お部屋の空気をあたたかく変える

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近代的なインテリアのお部屋でも、年代物のアンティーク家具を愛用しているおうちをよく見かけます。
モダンな壁紙や近代的な家具の中でも古いものは意外としっくりと馴染み、またその新旧のコントラストが個性を出しています。
そしてそういう古いものがところどころにあるお部屋は何ともあたたかみのある雰囲気を醸し出してるように思います。
「おばあちゃんの家にありそうな…」というキーワードはどの国でもどの世代にでもきっと心の片隅の懐かしさを思い起こさせてくれるのでしょう。
ふと目に留まったアンティーク家具を見つめているうちに、どうしても自分のおうちに置きたい衝動に駆られた覚え、皆さんにもあるのではないでしょうか?

アンティークを愛する人々が週末は、掘り出し物や自宅のインテリアにぴったりのものを探しているのでしょうか。
蚤の市は朝早くから大勢の人でにぎわっているのです。
そんな人々の蚤の市でのお買い物はとってものんびり。
自分の思い描く理想のアンティークに出会うまで、焦らず妥協せず…
家族であれこれと相談しながらのモノ選びを本当に楽しんでいるようにも見えるのです。

 

4.昔の人の手仕事の技に感動する

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その昔、マシン技術が今ほど発達していなかった時代…
人々は当たり前ですがいろいろなものを自分の手で作り出していました。
当然ながら一つひとつのものを作る手間暇は今とは比べられないほどのものだった事でしょう。
専門の職人さんの手仕事が作り上げたものに限らず、おうちでこつこつとつくられたメゾンメイド、いずれにせよそのようにして丁寧に作られた品物一つ一つに対する愛着心はとても深かったものだと想像できます。

そのように手仕事に慣れた人々の作り上げる作品は完成度が高く、一見機械で仕上げたような精密なものもあります。
特に私が好んで集めているレースや刺繍ものはルーペで見て手仕事であることが分かったり。
こういう時はお宝を発見したかのような興奮を覚えます(笑)
一見機械仕上げのように見える精巧な作品も、第一印象や全体からにじみ出る印象はやはり機械ものとは違い、どこか暖かみを感じるものです。
そんな印象を持って手に取ったお品が手仕事だと判明したら「やっぱり!」ととても嬉しい気持ちになります。
そしてどんな工程でどんなに時間をかけて作られたのだろう…と想像を巡らせ、感動を覚えるのです。

 

5.一点モノを持つ喜び

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お店で売られてる現行品は大量生産されたものがほとんどです。
お手頃な価格で流行のかわいいものが手に入るのは嬉しいのですが、ふと街角で自分と同じものを持っている人を見かけたりすることも…
言ってみればそれが「流行」というものなのかもしれませんが…

蚤の市で出会うアンティーク品は多くが一点もの。
中にはその昔多く製造されたものもありますが、現行品で同じものを見つけることは不可能であったり、苦労して同じアイテムを探し出すような事がほとんどです。
また同じ型の商品でも、それまで経てきた歴史が違うためまったく同じ商品と呼ぶのは難しい事も…

よく当店の寄せられる感想で「アンティークアクセサリーを充実させてほしい」というお声があるのですが、その理由はたいてい「他の人とかぶらない」だったり「お店では同じものが手に入らない」など、一点ものを愛する気持ちが多いようです。
他の人と一緒じゃいや!という気持ち、よくわかります♪

 

6.古くてかわいいものが好き!

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あれこれ理由を考え、述べてみましたが…
結局は「なぜかわからないけど何だか好き!」という気持ちが一番の理由な気がします。
写真で見たアンティークなお部屋や古い映画の中の場面のアンティーク…
見ているだけで何とも胸がきゅんとして理由はないけれど欲しくなる、そんな気持ちを経験した方は多いのではないでしょうか?
私ももちろんそんな、ただ単に古くてかわいいものに心を動かされるタイプです。
商品を買い付ける時はそんな胸の高鳴りを大切に選んでいます。

この胸キュンを共感していただけるたくさんのお客様に支えられて、これからも銀色アンティークを盛り立てていければと思っています。
古くてかわいいもののお写真を見るだけで楽しくなるような、そんなサイト&ショップを目指しています。
お暇があるときはぜひぶらっとのぞきに来てくださいね♪

お買いものはこちらから
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