フランス蚤の市

骨董市の種類

最近めっきり秋らしく肌寒くなってきたフランスです。

フランスでは通常、蚤の市の季節は5・6月頃で大きなイベントもこの季節にたくさん行われます。
屋外で行うのに晴れの日が多いこの季節が最適なんでしょうね。
地域密着のフリマ的な催しもこの頃が多いです。
さて、一言で「骨董市」と言ってもいろんな種類があるのをご存知でしょうか?


Magasin d’antiquités
Brocante
Marché aux puces
Vide-grenier

骨董市の情報を求めていると良く出会う単語だけでもこの程度はあります。
更に追及していけばもっとたくさんの種類があるかもしれません。
というわけでフランスの骨董市を分類してみたいと思います。

● Magasin d’antiquités

アンティークショップの事。
街角に店舗を構えて、家具やインテリア用品、絵画や彫刻など骨董価値の高い大物を取り扱っていることが多い。
商品は、値段に応じた価値が確認、保障されているので安心してお買い物ができたり、普通蚤の市では決して渡されないレシートがもらえる、という利点がある。

● Brocante

直訳すると「古物売買」の意を持つ単語。
一般的に我々がイメージする「蚤の市」に近い。
ガラクタ市と言った感じで古着から古食器、家具までありとあらゆるガラクタが並ぶ市。
プロの骨董商の方以外に素人が持ち物整理のために出店してる事も時々ある。
値段もまちまちで、何が出てくるかわからないのがブロカントの面白いところ。
通常常設ではなく、広場やグラウンドなどの屋外で週末などに開催されることが多い。
基本的に入場は無料のところが多いが、屋内の会場の場合は入場料を徴収される場合も。
定期的に行われる物の他に年に1回~数回のイベントとして開催される市も多い。

● Marché aux puces

「puce」蚤の事で直訳すると「蚤の市」
「Brocante」とほぼ同じような使われ方をするが、こちらの方が耳にするのは稀な単語です。
一説によるとパリ周辺ではこちらで呼ばれることも多いのだとか。
2つの違いは関係者に尋ねても謎です。

● Vide-grenier

直訳すると「屋根裏を空にする」という意味。
フリーマーケットやバザーなど、家庭で不要になったものを持ち寄って売っている感じのイベント。
たいていが上記のフリマシーズンに屋外で行われることが多い。
売られている商品は、子供服やおもちゃ、絵本など子供の成長過程で不要になったものや趣味の合わなかった?クリスマスプレゼント、昔から屋根裏で眠ってるのだけど使ってないお宝骨董まで様々。
プロの業者もまじって出店していることもあり、中古品以外の謎の商品を売っていることもある。
素人の出店が多いが特徴のヴィッドグルニエ、お値段の設定は「買った時は高かった…」という思いから中古品にしてはお高すぎることもあり…
また逆に「売れなかったら捨てるだけ」という思いからタダ同然の事もあり。
質の良いヴィンテージやアンティークは見ることがまれだが、時々思わぬ良い出会いがあるので無視できない市なのです。
ざっくりと分けるとこんな感じでしょうか。
地方によって骨董市の雰囲気も違ってくるそうです。
なお、不定期に行われる蚤の市情報は情報サイトなどをチェックして確認するのが一番です。
これまた地方によって異なりますので、上記の単語と町の名前を入れて検索してみてください。
例:brocante PARIS
↑ こんな感じで!

2009-09-22 | Posted in フランス蚤の市2 Comments » 

コメント2件

 さら | 2009.09.25 15:40

はじめまして
お勉強になるブログですね!
サイトの方も少し拝見しましたが、すごいカワイイのがたくさんで、ショップオープンが楽しみです。
ヴィンテージボタン欲しいですっ

 銀色アンティーク | 2009.10.14 5:04

コメントありがとうございます。「好き」が高じてショップを開くこととなりましたが、私もまだまだ勉強中。
骨董の世界は奥が深く楽しいものです。
ヴィンテージボタンは日本のどこかで配布されるかも知れません…
またお知らせしますのでよろしくお願いしますね♪

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