アンティーク銀食器

銀食器を暮らしに取り入れるためのお手入れ方法、簡単・その上エコ。

●手間がかかると言われる銀食器のメンテナンス

 

銀食器が並ぶ食卓…何とも優雅でセレブな感じがします。

実際にその昔は銀のカトラリーは裕福な家でのみ使用されていた高級品でした。
これは銀という素材の価値ももちろんあるのですが、 理由はそれだけではなくお手入れの難しさにもあったと言われています。
銀の食器はメッキも含めて使ううちに黒ずんだり変色してきたりするものです。
使用せずにしまいこんでいればなおさら、久しぶりに箱を開けたら真っ黒に変色していたり…
この黒ずみを落とせばまた元の美しい銀の輝きを 取り戻すのですが、数あるカトラリーを一本一本磨き上げるのはちょっと面倒な手間のかかる作業です。
そのため、銀食器をきれいな輝きのまま維持するためには、磨いてくれる使用人が 必要だったため庶民にはなじみの薄いアイテムだったそうです。

アンティーク、ヴィンテージの味わい深い銀カトラリーも現代ではお手頃価格で手に入る時代です。
日常の食卓で気軽に使っていただくために、手間のかからない簡単な銀食器の汚れ落とし方法をご紹介します。

●驚くほど簡単な銀カトラリーの汚れの落とし方

大き目の鍋にお湯を沸かす

汚れを落としたいカトラリーが全部入るくらいの大きさがベスト。
直径が足りない時はフライパンを利用するのも手です。

鍋底にアルミホイルを沈める

鍋底を覆うくらいの大きさで十分です。

カトラリーをいれ、塩を振りかける

お湯の中に沈むようにカトラリーを入れます。
塩はまんべんなく、全体にかかるように振り掛けます。

汚れが落ちるまでしばし待つ 

しばらくすると目に見えてわかるほど黒ずみが消えていきます。
2~3分を限度に鍋から取り出してください。

以上でおしまい、とっても簡単です。
しかも汚れがさーっと消えていく様子が見ていられるので気分爽快♪
この後さっと水洗いして乾いた布で拭けば銀本来の上品な輝きが取り戻せます。
お湯の水面から出ている部分はきれいにならないので要注意、きちんと沈めましょう。

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●この方法が向かない場合も…あります

細かい細工が施されているカトラリーの場合、模様の溝などにたまった汚れはなかなか落ちません。
またフォークのはの間などに見られる「銀の黒ずみ」以外の汚れはあまり落ちません。
逆にこんな汚れは普通に洗剤とスポンジで丁寧にこすれば落ちる場合が多いです。

またアクセサリーなどには熱が加わるこの方法はあまりお勧めできません。
そのほかにも細かな傷がつくのが気になるものや、手袋をはめて扱うような 繊細な品は専用のクリーナーを使うのが無難です…
あくまで、普段使いのカトラリーの汚れの落とし方とお考えください。

●手肌にも地球にもやさしいエコな方法です

このお手入れ方法の良い点は、何と言ってもエコなこと。
銀を磨く専用のクリーナーは科学的な薬品が使われており、長時間使用していると臭いで鼻がマヒしてきます。
こまめな換気も必要で、敏感な人は臭いにやられて頭痛を起こすこともありました。
それに引き替えこのやり方だと特殊な薬品は一切使いません。
キッチンにあるもので思い立ったらすぐに始められて経済的なうえに、手肌にも優しくとってもエコなのです。
煮沸中に多少銀特有の臭いが立つことがありますが、頭が痛くなるほどではありません。

と、こんな風にとっても簡単に黒ずみをとることができる銀のカトラリー。
是非普段使いにしてほしいすてきアイテムなのでした♪

2012-09-22 | Posted in BLOG, アンティーク銀食器No Comments » 

 

金属の種類、フランス語では…(覚書)

蚤の市でのお買い物は、売り主さんとの値段交渉や商品についてのおしゃべりなのですが…

最初のころは素材を言われても単語が頭で混乱して大変で、よく会話に出る単語をメモってカンペを作ったりしてました。

先日、手帳を整理していたらぼろぼろになったそんなメモが出てきたので捨てる前に覚書として残しておきます。

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■ Argent massif — 純銀 アクセサリーやカトラリーなどに多く用いられフランス製のものには決まった刻印が施されている。

■ Métal argenté — 銀メッキ 銅、鈴、ニッケルなどの合金に銀でめっきを施したもの

■ Bronze — 青銅

■ Cuivre — 銅

■ Or — 金

■ Laiton — 真鍮

■ Fer Forgé — 錬鉄

■ Étain — 錫

 

金属の種類、いまだになかなか覚えられません。

青銅、銅、真鍮などは日常ではあまり使い分けせずに(深く追求せずに)生活していますので(笑)

反対に純銀と銀メッキなどの違いはしっかりと見極めないと適正価格でお買い物できません。

基礎的な刻印の知識も頭に入れておいて、店主の口車に乗せられそうになったら「あら?刻印がちがうわよ?!」とか言ってやりましょう笑

 

2012-09-02 | Posted in アンティーク銀食器, フランス蚤の市, 銀色ニュースComments Closed 

 

モノグラム入りの銀匙

新年ももうすでに6日を過ぎようとしていますが…
あけましておめでとうございます。
昨年同様、今年もどうぞご贔屓によろしくお願いいたします。
2011年初めの話題は、やはり銀♪
という事で、このところやけに気になるモノグラム入り銀器をご紹介します。

銀の食器やカトラリーは結婚や出産などのお祝い事に新調される事も多く、
記念にイニシャルなどのモノグラムを刻印する場合もあります。
リネンにイニシャルを刺繍して花嫁道具とする習慣もあったように、
イニシャル入りの銀食器をもってお嫁に行く人もいたのでしょうね。
銀の食器は今でもおめでたい事があった時の贈り物とされる事もあり、
清楚な輝きは、幸せと希望に満ちている印象もあります。

これは、クリストフル社のもの。
現在は販売されていないデザインのものですが、このシェルのデザインにはいつも心魅かれます。
歴史のあるメーカーの上質な銀器にイニシャルを刻んでお嫁入り道具に…
想像が膨らみます。

これはモノグラムではないのですが、今まで見た銀器の中で一番ときめいたデザインです。
フランスのカトラリーはこのように裏面のデザインに趣向を凝らしているのが特徴です。

フォークやスプーンの背を上向きにしてテーブルセッティングするフランス。
やはり背面のデザインにはこだわりを持っているのでしょうね。
と、少しですがセレクトしてきた銀器をご紹介しました。
近日中にショップにUP出来ると思います。
当店では、気取らず気軽に使っていただける銀食器を取り扱っています。
お気に入りを見つけて、毎日の食卓に輝きを添えてみてはいかがでしょうか。

2011-01-06 | Posted in アンティーク銀食器No Comments »